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2017/06/27 12:52

コーヒーが、どのように実をつけるか知っていますか?



コーヒーは木に実る果物なんですが、こんな風に実をつけます。

熟した赤い実やまだ青い実もありますね。
コーヒーは全部いっぺんに熟す事はありません。
同じ木でも果実によって熟度が変わってきますので、良いものだけを摘み取るのがベストです。

そしてコーヒーの木というのがコーヒーベルトと呼ばれるせ赤道を中心に北緯25度から南緯25度の間で育ちます。
とても寒さに弱い植物なんです。

chouette torréfacteur laboratoireは日本の農家さんと一緒に国産のスペシャリティコーヒーを作ろうとしています。
国産のコーヒー豆農家さんは既に何件かいらっしゃいます。沖縄には組合もあるとか。

今回、コーヒー豆の栽培を行って頂いている下平さんは米農家さんで、他にもじゃばらという柑橘も作られております。
北緯約33度の場所です。栽培には不向きな土地ですね。
コーヒーの苗は世田谷花き市場で買ったものをどんどん増やしていったと言うのです。
世田谷産?

今年に入りやっと実をつけたという事で、焙煎と抽出を担当させて頂きました。

果肉の付いた状態の物を持って来て頂いて、日本にいながら貴重な体験をさせて頂きました。



それでは早速、焙煎してみましょう。

下平さんは焙煎機を見るのも初めてという事で、説明しながら焙煎を進めます。

焙煎経過を順を追って説明しながら進めます。

さあ、焼き上がりましたよ。

その場にいた全員が大興奮です。
国産のコーヒー豆、楽しみですね。

早速、飲んでみました。

キレイな色をしていますね。
しっかりとコーヒーに仕上がっている喜びがありました。

コーヒーの評価をするとハイコマーシャルのコーヒーです。
バランスが良く甘さもありました。大きな欠点は見当たりませんでしたが、特筆すべき素晴らしさも見当たりませんでした。
感想をしっかりと下平さんと共有し、来年のコーヒーに向けて話し合いました。

コーヒー豆の栽培はみかんやリンゴのように育てる環境で味を左右します。
収穫後の生産処理という、コーヒーの実を種の状態にする工程もとても大事です。

試行錯誤を重ねながら、来年には皆様の前に登場できるよう進めておりますので、楽しみにお待ち下さい。

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